発熱外来|草津かわはらクリニック|草津駅・南草津駅最寄りの総合内科

〒525-0036 滋賀県草津市草津町1899
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発熱外来

発熱外来|草津かわはらクリニック|草津駅・南草津駅最寄りの総合内科

発熱外来

発熱外来

昨今の新型コロナ感染症感染拡大の状況を鑑み、2023年1月10日の開院日より、発熱外来も開始します。

発熱外来の流れ

  1. WEBもしくは電話で予約してください(※1)
  2. 事前問診にご協力をお願いします(※2) 
      ↓
  3. 予約された診察時間までにご来院ください(※3)
    当院を初めて受診される方は保険証を持参してください
  4. 来院されましたらお電話をいただくか、発熱外来室の入口にあるインターホンを押して院内スタッフにお声かけください(※4)
      ↓
  5. 担当看護師による確認・トリアージ(※5) 
  6. 医師の診察・検査(※6)
      ↓
  7. コロナ抗原検査の場合、お車もしくは発熱外来室で結果をお伝えします
    お薬を希望される際は処方箋を発行いたします
    →10. お支払いへ
    陽性登録をご自身で行っていただく場合があります(※7)
    登録後は、保健所の指示に従ってください
  8. コロナPCR検査を行った場合、結果が出るまでの間自宅待機となります(※8)
    お薬を希望される際は処方箋を発行いたします
    →10. お支払いへ
  9. コロナ抗原検査陰性の場合、問診や診察などからコロナ以外の可能性が考えられる方は、通常の診察室で詳しい診察や検査を行わせていただきます(※9)
      ↓
  10. お支払い(※10)
  11. お薬がある場合は処方箋を発行します(※11)
  • 1
    発熱外来の診療時間ですが、
    当面は8時30~9時、11時30分~12時30分、16時~16時30分
    となります。
    検査などに余裕がありましたら、上記時間外でも対応させていただく場合もございますので、WEB予約もしくはお電話での確認をお願いします。
    事前予約や連絡なしの場合、お断りさせていただく場合がございますので、ご理解いただけますようお願い申し上げます。
  • 2
    事前に情報をいただくことで、隠れた疾患がないか、重症化リスクがないか、などを把握しやすくなります。WEB登録していただけるシステムとなっていますのでご協力お願いいたします。WEB登録がうまくいかない場合は、こちらから印刷して記入後、当院までFAX(077-598-0592)をお願いします。FAX機をお持ちでない場合は、当日ご持参ください。患者さんお一人お一人の診察にできるだけお時間を取りたいと思っておりますので、ご理解・ご協力いただけますようお願い申し上げます。
  • 3
    できる限りお車でお越しください。発熱外来室は、感染伝搬を抑制する観点から待合室を設けておりません。徒歩でご来院いただいた場合、外でお待ちいただくことになります。ご理解・ご協力いただけますようお願い申し上げます。
    また、混雑が予想されますので、待ち時間が長くなる場合がございます。ご理解いただけますようお願いします。
  • 4
    車の方は、車で対応いたします。
    駐車場に停車していただいてお電話をいただくか、繋がらない場合は発熱外来入口にインターホンを設置していますので、ご足労ですが一度車から降りていただいてそれを押して院内スタッフにお声かけください。
    徒歩で来院の方は直接院内に入室されず、発熱外来入口に設置しているインターホンを押して院内スタッフにお声かけください。
  • 5
    事前にいただいた問診をもとに、問診や酸素濃度のチェックなどを行います。また、保険証を確認させていただきますので、お手元にご準備ください。
  • 6
    検査方法は、抗原キット検査もしくはPCR検査(外注)です。抗原キット検査は、当日約15分程度で結果が出ます。コロナとインフルエンザ両方を調べることができるキットもありますので、お気軽にご相談ください。
    PCR検査は抗原検査より精密ですが結果が出るまでに1~3日を要します。なお、唾液PCR検査は、30分の絶飲食が必要です。うがいや歯磨きもお控えください。もし、飲食や歯磨きなどをおこなっていた場合は、鼻腔PCR検査で対応いたします。
  • 7
    重症化リスク、ご年齢、症状の有無などによって、ご自身で登録していただくか、当院から登録させていただくかが変わります。当日パンフレットをお渡ししますので、それに従ってご対応していただきますようお願いいたします。
  • 8
    結果が分かり次第、お電話もしくはFAXでご連絡いたします。
  • 9
    後にも述べる通り、発熱の原因は感染症・コロナだけではありません。コロナと思っていたら、実は白血病やリンパ腫、自己免疫疾患だったというケースを私自身これまで何度も経験しています。当院では、コロナやインフルエンザの抗原検査が陰性であった場合、必要に応じて追加の診察や検査を行わせていただきますので、お気軽にご相談ください。
  • 10
    お支払いは感染防御の観点から、皆様のスマートホンによるPayPayでの決済をお勧めしております。クレジットカードや交通系カードでも精算可能ですが、当院スタッフが一旦カードをお預かりして院内の精算機で精算させていただく形となります。現金の場合も同様です。ご理解・ご協力いただけますようお願い申し上げます。
    現時点(2023年1月1日)では、抗原検査、PCR 検査費用は公費負担で無料ですが、初診料や再診料、トリアージ料などは健康保険の適用となり自己負担が発生します。なお、現在5類感染症への引き下げなどが議論されていますので、今後変更となる可能性があります。
    なお、無症状で新型コロナ感染の否定をしたい場合(濃厚接触者を含む)は自費(20,000 円;今後変動の可能性あり)となります。
  • 11
    必要に応じてお薬を処方します。お隣に調剤薬局がありますのでご活用ください。なお現時点(2023年1月1日)では、薬代は検査で陽性が確定した時点から公費負担になります。PCR検査で結果が判明していないうちは健康保険による自己負担金が発生しますので、ご留意いただきますようお願い申し上げます。

発熱外来とは?

コロナ(COVID-19)感染症が猛威をふるうようになって、「発熱外来」という言葉をよく耳にするようになりました。ガウン・ゴーグル・マスク・手袋などを装着した医療従事者が診療に走り回っている姿がテレビでもよく放映されています。発熱外来とは、特定の病気を対象とするものではなく、発熱や咳・鼻水・のどの痛み、下痢などの症状があって感染症の疑いがある患者さんを通常の診察室ではなく個別に設置したスペースで診察を行うことを言います。

発熱とは?

発熱とは体温が37.5℃以上を呈した状態をいい、高熱とは体温が38.0℃以上を呈した状態、と日本の感染症法で定められています。細菌やウイルスなどの「抗原」を体内で感知すると、白血球が「サイトカイン」という物質を大量に産生し、サイトカインはさらに「プロスタグランジン」という物質を体内で作らせます。プロスタグランジンは脳内の体温調節中枢を刺激して、身体の設定温度を上げます。これが一般的な発熱の仕組みです。発熱すると、身体は寒い環境の中にいるような反応を起こします。これが寒気であったり震えであったりという症状になります。
発熱やそれに伴う症状は不快なものですが、細菌やウイルスの増殖を抑えたり、白血球が活性化して免疫力を上げたりするメリットがあるため、身体に備わった防御システムであるとも言えます。

発熱の原因

感染症

発熱の原因として最も多いのは、細菌やウイルスによる感染症です。例えば、コロナウイルスやインフルエンザウイルスのように飛沫感染するようなものは、飛沫を吸い込むところ、すなわち鼻やのど、肺などに炎症が起きやすいため、鼻水や咳、のどの痛み、肺炎などの症状を起こしやすくなります。ノロウイルスは口から腸に入ってきますので、吐き気や下痢などの胃腸の症状が中心になります。細菌が膀胱から遡ってきて腎臓に到達すると腎盂腎炎となって背中や腰が痛くなったりします。水痘ウイルスのように皮膚を好むウイルスは、水疱瘡や帯状疱疹として皮膚に異常が見られます。

がん・悪性腫瘍

がん細胞自身が熱を発生させる物質を産生することがあり、「腫瘍熱」と呼ばれる発熱が起こることがあります。感染症による発熱は感染症が鎮まれば自然と治まっていきますが、腫瘍熱は原因が除去できなければ継続し続けることが多いです。このため、熱の経過(何日出ているか、いつから出ているか)が見分ける上で重要になります。

リウマチ・膠原病(自己免疫疾患)

体温調節機能の異常

熱中症に代表されるように、体外に熱を放出できなくなって体内にこもると体温が上昇します。体の正常な反応として発熱しているわけではないので、しばしば体のバランスを壊して、危険な状態を招くことがあります。

発熱とともにおこりやすい症状

  • 咳、痰、鼻水、のどの痛みなど
  • 呼吸がゼーゼーする、息苦しい、咳が長く続く
  • 頭痛やめまい、立ちくらみがする
  • 関節などの節々が痛い
  • 腹痛、下痢、便秘、お腹の調子が悪い
  • 吐き気、嘔吐、胃のムカムカ、お腹の張り
  • 食欲がない、最近疲れやすい、体重が減ってきた
  • 背中や腰が痛い、叩くと痛みが響く
  • じんましん、皮膚に紅斑や湿疹がでる

コロナやインフルエンザなどで典型的にみられる症状は、主に咳、鼻水、のどの痛み、頭痛などですが、それ以外の症状がある場合には注意が必要です。総合内科専門医が診察しておりますので、お気軽にご相談ください。

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