消化器疾患|草津かわはらクリニック|草津駅・南草津駅最寄りの総合内科

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消化器疾患

消化器疾患|草津かわはらクリニック|草津駅・南草津駅最寄りの総合内科

消化器疾患について

消化器内科

消化器疾患は、食道・胃・十二指腸・大腸などの消化管や、肝臓や胆のう、膵臓など消化管につながって消化を助ける臓器におこる病気の総称です。
消化管は食べた物の通り道で、文字通り消化して吸収する臓器です。食べ物などを介して異物が入り込みやすく、トラブルが起きやすい臓器です。逆に、肝臓や膵臓は沈黙の臓器とも呼ばれますが、異常が起こってもすぐに症状が出てこないことも珍しくありません。特に肝臓は、体を維持する上で重要なアルブミンや凝固因子などのタンパク質を合成したり、脂質を貯蔵したり、体に不要な物質や有害な物質を解毒したりするなど、多彩な役割を担っています。膵臓は、脂肪吸収のための酵素を分泌したり、血糖コントロールに重要なインスリンを産生したりします。従って、肝臓や膵臓は生活習慣の乱れが直結しやすい臓器でもあります。
当院では、超音波装置を備え、総合内科的見地から消化器疾患の診療にあたっています。また大学在任中には、炎症性腸疾患や腸内細菌に関する研究にも携わってきましたので、そうした経験も活かして消化器疾患の予防と早期発見、診断と治療、に力を入れています。さらに地域の基幹病院とも連携しおり、大学在任中に培った広い人脈もありますので、各臓器のスペシャリストをご紹介することも可能です。まずはお気軽にご相談ください。

消化器の症状と疾患

食道、胃、十二指腸、大腸、肝臓、胆のう、膵臓などの病気に関して専門的な診療を行っております。このような症状がある方はご相談ください。

  • 胃の痛みや不快感
  • 胸やけ
  • 吐き気・嘔吐
  • 食欲不振
  • 便秘
  • 下痢・軟便
  • 下血・血便
  • 残便感・排便困難
  • 便が細い
  • 腹部膨満感
  • みぞおち・背中の痛み
  • 黄疸(皮膚や目が黄色くなった)
  • 全身倦怠感
  • 体重減少
  • 健診・がん検診異常(便潜血反応陽性、バリウム異常所見、ピロリ菌陽性、肝機能異常など)

消化器の主な病気

逆流性食道炎

強い酸性の胃液(胃酸)が胃の内容物とともに食道に逆流し、食道の粘膜に炎症が生じる病気です。食道と胃の境にあって食物の通過時以外は胃の入り口を絞めて逆流を防ぐ役割を担っている筋肉を「下部食道括約筋」と呼びます。これが緩んでしまうために胃酸の逆流が発生するとされています。下部食道括約筋が緩んでしまう原因は、先天的な要因や加齢による筋力低下、食べ過ぎや早食い等による胃の内圧の上昇、肥満による腹圧の上昇、過度の飲酒や脂肪の多い食物、カフェイン飲料、炭酸飲料の過剰摂取、喫煙、ストレスなどによる胃酸の分泌量の増加、などが挙げられます。
典型的な症状は、「胸やけ(みぞおちから胸にかけての焼けつくような不快感)」です。しばしば心臓の病気による症状と似ることがあるため注意が必要です。ひどくなると「呑酸(どんさん;胃酸がのどまで上がってきて酸っぱいと感じるようになる)」が生じます。その他にも、ゲップがよく出るといった症状や、咳が続いて咳喘息と間違われるようなケースもあります。
放置していると胃酸の逆流が繰り返されて、食道に潰瘍が発生したり、食道が細くなって食べ物が通りにくくなったりします。さらに食道の粘膜が胃のタイプに置き換わってしまう「バレット食道」へ進行するとがんになるリスクが高まりますので、早期の治療をおすすめします。診断は問診だけで行えることも多いですので、お気軽にご相談ください。
治療は、生活習慣の改善と胃酸を抑える薬物療法が中心になります。
生活習慣の改善については、次のような点に気を付けましょう。

  • 食後2時間は横にならないようにする
  • コーヒーやアルコール、炭酸飲料などはなるべく控える
  • 刺激物(辛いものなど)や脂っこいものはなるべく控える
  • 喫煙を控える
  • 肥満がある場合は体重を減量する
  • 夜に症状が出る場合は枕を高くして寝る
  • 前かがみ姿勢は短時間にとどめる
  • ベルトなどで腹部をしめつけない

急性胃炎

急性胃炎は、様々な原因で胃の粘膜に炎症が起こる病気です。激しい腹痛や胃の不快感、吐き気などの症状を生じ、重症の場合は吐血や血便がみられます。原因は様々ですが、過度の飲酒や刺激の強い食べ物の摂取、ストレス、ヘリコバクター・ピロリ菌感染、アレルギー、鎮痛薬・ステロイド・抗菌薬などの薬剤、などが特に有名です。問診だけで推定できることも多いですので、胃の調子が悪い場合はお気軽にご相談ください。

ヘリコバクター・ピロリ菌感染症

ヘリコバクター・ピロリ菌は、胃潰瘍や十二指腸潰瘍、胃悪性リンパ腫、胃がん、血小板減少症などを引き起こす原因となることが知られています。井戸水の使用など衛生環境が関与していて、幼少期に口から入り胃の粘膜に住みつくとされていますが、衛生環境が改善した現在でも、日本人のヘリコバクター・ピロリ菌感染率は諸外国と比べて高いとされています。
胃酸の本体は塩酸という強酸であり、殺菌する効果があります。しかしヘリコバクター・ピロリ菌は、アンモニアという弱アルカリを産生して胃酸を中和することができるため、胃の粘膜で生息することが可能なのです。このアンモニアが胃の粘膜を傷つけ、傷つく炎症がおきてしまい、慢性胃炎が起こってしまいます。慢性胃炎を放置すると、最終的に胃粘膜が萎縮してしまう「萎縮性胃炎」へ進行し、胃潰瘍や十二指腸潰瘍、胃がんの発生リスクが高まります。ヘリコバクター・ピロリ菌の検査は、内視鏡を使う方法と使わない方法とかがあります。保険診療でピロリ検査を受けるためには、原則として内視鏡検査を受ける必要があります。内視鏡検査は人脈を活かして基幹病院のスペシャリストを紹介しております。内視鏡検査が苦手という方は、自費診療にはなりますが内視鏡を使わない検査方法で調べることもできます。ピロリ菌は薬物療法で除菌することができ、胃がんの発生リスクを下げることができます。お気軽にご相談ください。

胃潰瘍・十二指腸潰瘍

食物を分解する働きをもつ胃酸や消化酵素が、胃や十二指腸の壁を深く傷つけてしまうことによって起こります。胃粘膜がヘリコバクター・ピロリ菌に感染することが主な原因として知られていますが、薬剤やストレスなどでも発症します。40代以降の方に多くみられますが、ヘリコバクター・ピロリ菌に感染していると若い方でも発症することがあります。症状としてはみぞおちや背中の痛み、お腹の張り、吐き気、胸やけなどが生じます。潰瘍が深くなると出血することがあり、吐血や血便がみられることもあります。

萎縮性胃炎

便秘症

便秘の患者さんは全人口の1割程度と、非常にたくさんの方が困っておられる病気の一つです。「何日便がでなければ便秘なのか?」というご質問をよくうけますが、実は排便回数だけで診断はつきません。国際的に用いられる診断基準(Rome IV基準)は以下の通りとなっています。

「便秘症」の診断基準
以下の6項目のうち、2項目以上を満たす

  • 排便の4分の1超の頻度で,強くいきむ必要がある
  • 排便の4分の1超の頻度で,兎糞状便または硬便である
  • 排便の4分の1超の頻度で,残便感を感じる
  • 排便の4分の1超の頻度で,直腸肛門の閉塞感や排便困難感がある
  • 排便の4分の1超の頻度で,用手的な排便介助(摘便・会陰部圧迫など)が必要
  • 自発的な拝便回数が週に3回未満

つまり、回数だけではなく、毎日出ていたとしても残便感があったり、便が硬すぎたりする場合も、便秘と考えられます。

便秘の原因は、さまざまです。一般的には、水分摂取量の不足、運動不足や繊維の不足した食週間、ストレス、無理なダイエット、睡眠不足などが原因となって、大腸や排便にかかわる機能が低下したことによる「機能性便秘」がほとんどです。しかし、大腸がんや腹部の手術後、肛門の病気、パーキンソン病や椎間板ヘルニアなどによる神経症状、甲状腺の機能異常、薬剤、など他に原因があってそれに引き続いて発生している「続発性便秘」もあります。まずはお気軽にご相談ください。

症状分類 病態分類 特徴/原因
拝便回数減少型 大腸通過遅延型

大腸の動きが悪い

→便がスムーズに送れない

→水分の吸収が進んで便が硬く圧縮

→兎の糞のようなコロコロ便、便秘と下痢を繰り返す

原因:特発性(原因不明)、薬剤性、ストレス性など

大腸通過正常型

大腸の動きは正常だが、食事量や食物繊維の接種が少ない

原因:肉中心で野菜・果物不足、過度な食事制限・ダイエットなど

排便困難型

直腸/肛門部分の異常

  • 硬い便が出口である直腸/肛門を通せんぼ
  • 肛門まわりの筋肉が上手にゆるまない
  • 直腸/肛門が鈍感になって便意を感じる力が弱まった

    →強くいきまないと出ない

    →出ても少しだけで残便感がある。

原因:便意を何度も我慢しているうちに癖になってしまう過敏性腸症候群など

治療法は、生活習慣の改善が重要です。

  • 運動して腸を動かす
  • 水分を良く取る(硬くなるのを防ぐ)
  • 食物繊維の多い食事を心がける
  • ストレスを避ける

私自身は、ヨーグルトと果物の組み合わせを毎日摂ることで、便秘の解消とダイエットの両方に成功しました(かつて同僚に「まるでモデルみたいな食事ですね」と言われましたが…)。
善玉菌、悪玉菌というのを耳にされたことがあるのではないでしょうか?腸内には約100兆個の細菌が棲みついているといわれますが、便秘になると悪玉菌が増加して腐敗物質が増え(おならが臭くなる)、腸の機能が低下して便秘が悪化するほか、大腸がんや心臓疾患のリスクが高まると言われています。ヨーグルトの中にはビフィズス菌という善玉菌がたくさん入っていますので、果物の食物繊維の効果と合わさって私の便秘の解消に役立ったと考えられます。私のケースはあくまで一つの例ですが、皆様にあった方法を一緒にみつけていきたいと思いますので、お気軽にご相談ください。
また、癖になった便秘を解消するのは難しいのも事実です。そういった場合は薬物療法も併用していきます。症状にあわせてたくさんの種類が使えるようになっていますが、効果は個人差も大きいので、患者さん毎に合う薬の種類とその量を調整していくことが重要です。お気軽にご相談ください。

感染性胃腸炎

ウイルス、細菌などが胃や腸に感染することで発症します。梅雨の影響などで高温多湿となる夏場は細菌が原因となるものが多く、冬場にはノロウイルスをはじめとするウイルス性のものが多くみられます。細菌性はサルモネラ、腸炎ビブリオ、カンピロバクター、腸管出血性大腸菌(O‐157)などがあります。ウイルス性はノロウイルス、ロタウイルス、エンテロウイルス、アデノウイルスなどがあります。下痢や腹痛が主な症状ですが、下血・血便や発熱、悪心・嘔吐、食欲不振などを伴うこともあります。

過敏性腸症候群(IBS:irritable bowel syndrome)

過敏性腸症候群は、ストレス等で自律神経が乱れることで、腸の機能に異常がおこり、便秘や下痢などをきたす病気です。同様に、胃などの上部消化管に症状(胃もたれ感、胃痛など)が現れる場合は機能性ディスペプシアと診断します。いずれも、検査をしても目に見える異常が見られないのが特徴です。典型的な症状は、ストレスや緊張で下痢を発症し、通勤途中でトイレに行けないときなどに起こりやすいとされています。その他にも便秘が主な症状である場合や、便秘と下痢を交互に繰り返すような場合もあります。
周囲に病気と理解されずに、悩んでいるという患者さんもいらっしゃいますが、日本人の約10%は過敏性腸症候群であるともいわれています。我慢せずにご相談ください。
治療は、生活習慣の改善と食事療法が基本となりますが、下痢や便秘などの症状が重い場合は様々な薬がありますので、お気軽にご相談ください。

炎症性腸疾患

慢性あるいは寛解と再燃を繰り返す腸管(小腸・大腸)の炎症性疾患の総称です。なぜ炎症が腸に引き起こされるのかについて、遺伝的要素や喫煙、薬剤、特定の食品成分との関連性が指摘されているもののはっきりとは特定されていません。最近では、腸内の細菌バランスの悪化が関係するという報告もあります。
典型的な症状は、慢性の腹痛や下痢(ときに出血性の下痢)を呈し,炎症に伴う発熱や、吸収不良や炎症による消耗で体重減少などです。診断には内視鏡検査が必須ですが、治療は薬物療法が中心となります。お薬でコントロールがつくと、日常生活は噓のように楽になります。私は大学在任中にIBDでよく使用する薬物の研究を行っていた経緯もありますので、大学病院などの基幹病院と連携して慢性期の管理を中心に貢献していきたいと考えています。

肝機能障害

何らかの原因によって肝臓の細胞(肝細胞)に炎症が起こり、肝細胞が壊されてしまう病態のことをいいます。病気としては、ウイルス性肝炎(B型、C型肝炎が大半)、アルコール性肝炎/肝障害、非アルコール性脂肪性肝疾患/肝炎(NAFLD/NASH)、自己免疫性肝炎、薬物性肝障害などが挙げられます。肝細胞にはALTやASTという酵素が含まれており、肝臓に障害が起きるとそれらが血液中に漏れ出るため、血液検査の異常として見つけることが可能です。
最近特に、NAFLD/NASHが注目されています。脂質異常糖尿病、肥満などの生活習慣病と大きく関係していて、メタボリックシンドロームの肝臓病と考えられています。日本人の有病率は9~30%と報告されており、今後も増加することが予想されています。肝臓は沈黙の臓器とも呼ばれるとおり、初期症状は何もないのがほとんどで、肝硬変などに進行してはじめて症状を自覚することも珍しくありません。また、肝臓がんのリスクが高くなることも知られています。治療は、生活習慣病の改善、脂質異常や糖尿病の治療になります。適切な食事運動療法による肥満の解消は特に重要で、ある論文では、体重を7%減らすことができた肥満患者さんの多くで肝機能が正常化したことが報告されています。恥ずかしながら私も、かつて体重が増えて軽い肝機能障害が発生したことが一時期ありましたが、減量に成功して完全に正常化しました。こうした経験をもとに患者さんお一人お一人に見合ったご提案をしていきたいと思っていますので、お気軽にご相談ください。

肝硬変

肝硬変は慢性肝疾患(B型肝炎やC型肝炎の肝炎ウイルス、脂肪肝、アルコール性肝障害など)において肝臓に線維組織が増加し、肝臓が硬くなる病気です。身体症状がない代償期と症状が現れる非代償期があり、非代償期では黄疸や腹水・浮腫、食道静脈瘤の破裂(吐血)、肝性脳症といった合併症が現れてきます。

胆石(胆のう結石症)

一般的に胆のうの中に結石が出来る胆のう結石を胆石と呼んでいます。症状としては、みぞおちを中心とした激しい痛みが典型的で、右肩や背中の痛みを伴う場合もあります。検診などで見つかることも多く、無症状の場合には経過を観察することもあります。

膵炎

膵液に含まれる消化酵素により、自らの膵臓を消化してしまう病態が急性膵炎です。原因として多いのは過度なアルコール摂取と胆石です。胆石が膵管の出口を塞ぐことにより膵臓に炎症が起こります。上腹部や背中の激しい痛みや嘔吐がみられ、黄疸や発熱を伴うこともあります。炎症が他臓器に広がりやすく、放置すると命に関わることもあるため、早期に入院治療が必要になります。

消化器がん

食道がん

食道がんは飲酒や喫煙が主な危険因子と考えられています。早期では無症状ですが、進行すると食べ物を飲み込むときに胸がしみる感じ、つかえる感じ、胸痛が生じます。早期に発見できれば内視鏡治療を含む低侵襲な治療が選択可能となります。飲酒や喫煙をされる方やバレット食道を指摘された方は、定期的に胃内視鏡検査を受けることをお勧めします。

胃がん

欧米と比較し日本で多い傾向にあります。一般的な胃がんは胃炎や萎縮を起こしている胃の粘膜から発生すると考えられています。原因はピロリ菌感染が多くを占めますが、喫煙や塩分の過剰摂取、栄養バランスの偏った食事なども要因と考えられています。
早期の胃がんや特殊なタイプの胃がんを発見するためには、内視鏡により、丁寧に観察する必要があります。現代は内視鏡診断・治療の技術が進歩しており、がんの早期発見と治療が可能になっていますので、定期的に内視鏡検査を行うことが大切です。

大腸がん

平均寿命の高齢化に加え、食生活の欧米化など様々な要因もあり、大腸がんによる死亡者数は増加傾向にあります。大腸がんは症状を自覚することが難しく、気付かないうちに進行します。症状が出てから診断に至った場合には、内視鏡治療などの低侵襲な治療が選択できないことがあります。大腸ポリープ切除術を行うことで、大腸がんによる死亡を予防できることも報告されています。下痢や便秘などの排便異常、血便がみられる方や便潜血反応陽性の際は、定期的な大腸内視鏡検査をお勧めします。

肝がん

慢性肝炎/肝機能障害、肝硬変を背景にして発生してくることが多いがんです。特に、肝硬変の患者さんや、B型/C型慢性肝炎の患者さんは、腫瘍マーカーと腹部エコーを定期的に行うことによる監視(サーベイランス)が推奨されています。先に述べたNAFLD/NASHの患者さんにどのくらいの頻度で検査を行うべきかは明確ではありませんが、検査をご希望される方はお気軽に相談してください。

膵臓がん

膵臓がんは特徴的な症状がなく、早期発見が最も難しいがんの一つです。初発症状は腹部違和感や食欲不振、体重減少といった他の疾患でも起こるような症状が多いといえます。病気が進むと、胃部不快感、腹痛、腰背部痛、黄疸などがみられます。現在、膵臓がんの原因ははっきりしていませんが、喫煙・膵嚢胞・糖尿病・慢性膵炎・膵臓がんの家族歴などが危険因子とされています。このような危険因子を持っている方は早期発見のため、積極的に血液検査や腹部超音波検査、必要に応じてMR検査などを受けられることをお勧めします。また、膵臓は血糖コントロールを担うインスリンを分泌する臓器ですので、糖尿病の突然の発症や悪化は、膵がんを疑うサインの一つとされています。当院にかかりつけの患者さんに定期的な採血検査をお勧めしている理由の一つでもあります。

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